引っ越し 単身 比較

単身パックの選び方・注意点について

1.単身パックの選び方

 

単身パックは、業者によって、サービス・形態・料金が異なりますので、どのような点に気を付けて選ぶと良いのか、タイプ別に分けてご説明いたします。

 

A:料金・お手軽さ重視タイプ ⇒ 料金が低目・明確に設定されているボックスタイプが一番のお勧めです。また、ボックスタイプは、訪問見積りの必要がなく、気軽にお引越ができます。ただし、荷物がボックスに入りきらない場合には、ある程度の家財は処分する、あるいは、人に譲るなどの「潔さ」が必要です。また、家具の梱包がないので、高価な家財を運ぶ際には不向きです。

 

B:積載量・柔軟性重視タイプ ⇒ 通常のトラックを利用する引越プランがお勧めです。トラック輸送であれば、生活に必要な家具や家電のほとんどを運ぶことができます。また、どのタイプも、大型家具・家電の梱包を行ってくれるので、傷を付けずに運んでもうらことができて安心です。業者によって、梱包作業などをパック料金にしたプランを設定しているところと、オプション形式にしているところがあるので、どちらがお得なのか、数件の見積りをとってみることが大切です。

 

C:自力(共同)運搬覚悟タイプ ⇒ 赤帽の引越サービスや、自分1人で荷物を運ぶ、SGムービングの『チャータープラン』などがお勧めです。低料金で、それなりの荷物を運ぶことができますよ。このタイプは、女性の方には利用しづらいように感じますが、家族や友人など、手伝ってくれる方がいれば問題ないでしょう。ただし、そのお手伝いのお礼をしなければならないような関係であれば、結果的にお得感が薄れてしまうかもしれないので、親・兄弟などに協力をお願いするのが一番ですね。

 

2.単身パックを利用する際の注意点

 

@<サイズ確認:特にボックスタイプ>

 

まず、自分の引越に向いていると思われる業者・プランを数件に絞り込んだら、次に、実際に積載できる量・サイズなのかを確認しましょう。もし、ベッドや自転車などを輸送したいのであれば、ボックスタイプでは大きさに制限があり、積載が難しくなるので注意が必要です。折りたたみ式のベッド・自転車でなければ、通常のトラック引越を利用した方が良いでしょう。

 

また、赤帽のような軽トラック輸送は、シングルベッドであっても、サイズによっては積載できないことがあります。問い合わせや見積もりの際には、ベッドの棚部分なども考慮し忘れていないか気を付けてください。

 

A<エリア・到着日数の確認も忘れずに:特に混載輸送タイプ>

 

ボックスタイプも含めて、混載輸送の場合には、特に、到着日の確認を忘れないようにしましょう。混載便は、同一方向・地方に向かう複数の荷物輸送を一緒に行うものなので、通常引越よりも到着までに日数がかかるプランが殆どです。

 

また、対応エリアと到着日の確認はもちろんのことですが、追加料金が発生するエリア・曜日に該当しないか否かなどの確認も行ってください。

 

3.失敗しない単身引越の方法

 

1)『単身パックは業者によってサイズ・料金・対応エリアが異なります』

 

⇒ 1番大きいボックスは「クロネコヤマト」・・・(料金は関東と関東外では異なる)
⇒ 「サカイ」のボックスは関東⇔関西のみ
⇒ 「SGムービング」のボックス(カーゴ)は近距離では割高
⇒ 「赤帽」は長距離では割高  など

 

このように、各社のサービス内容が異なるので、ご自分の引越内容や希望とマッチするのか確認しましょう。

 

 

2)『申し込みの際には荷物量や利用形態に合ったものをチョイス』

 

⇒ ボックスタイプ利用の場合は、積載の「リハーサル」を行うことをお勧めします。部屋の片隅に、業者指定のサイズと同じ空間を作り、そこに荷物を積みます。訪問見積りが行われないので、リハーサルなしだと、当日になって積載できないものが発生してしまう恐れがあります。冷蔵庫(前日まで使用)を運ぶ場合には、冷蔵庫の周りに規定サイズの空間を作り、そこに空のダンボールや家具などを積んでみると良いでしょう。

 

⇒ ボックスタイプに入りきらない場合は、トラック輸送タイプを検討しましょう。

 

 

3)『本当に単身パックが一番お得なのか、もう一度考えて!』

 

⇒ 単身パックは小さな引越をする際にお得であることは確かです。ただし、これも引越荷物の量や形態によっては、むしろ、通常の(軽)トラック引越の方がお得な場合があります。例えば、単身用のボックス一つでは荷物が入りきらないような時に、ボックスを複数依頼したとすると、その料金が通常のトラック引越タイプよりも高くなってしまうこともあります。

 

※自転車やベッドは、折りたたみ式であっても、それなりの場所を取りますので、特にボックスタイプは注意が必要です。

 

⇒ また、単身パックで送りきれなかった荷物を、後から宅配便で送ることになった場合、最初から通常引越を利用した方がトータルで安かった、という場合も想定されますので、各社のプランをよく検討してくださいね。

 

 

4)『複数の業者から見積りをとるのが鉄則』

 

⇒ 引越料金は、実は、見積りを出してもらうまでは流動的な面があり、自分で考えていたよりも、安くなったり、逆に高額だったりすることも少なくありません。出来るだけ安くしようと思うのであれば、数社に見積もりを依頼し、そこから最適なものを選ぶことが大切です。

 

⇒ 「引越見積りを何件もお願いするのは面倒」と思ってはいけません。ここが大事なポイントです。実は、引越業者には、それぞれ、ホームページだけでは見えてこないサービスがあったり、お互いの「駆け引き」などもあったりするのです。訪問見積りでは、担当スタッフの裁量に任されている業者もあるので、お客さまの「特別なお願い」を聞き入れてもらうことも可能です。

 

?念のために、いくつかの引越業者のホームページをご覧ください。業者によって、詳細が記載されているものもあれば、非常にシンプルな内容になっているものもあります。これはなぜなのでしょうか? 
⇒その理由は、引越料金・サービスに柔軟性を持たせるためだと思われます。そのため、複数の業者に見積り依頼している場合には、契約交渉時に、特別な値引きやサービスが提案されることもあります。

 

 

5)『荷物をできるだけ少なくする!』

 

荷物のダイエットは、引越を楽にし、引越費用節約にもつながります

 

⇒ 計画的に不用品を処分すること:業者によっては、引越利用と同時に不用品の処分を行ってくれるところもありますので、見積りの際に相談してみるのも良いでしょう。一般的なリサイクルショップには、大型処分品の買取りに関し、無料で出張見積りをしてくれるところもあります。

 

⇒ 粗大ゴミ・不燃ゴミ処分は早めに:回収日が限定されているゴミについては、出来るだけ早く処分するようにしましょう。特に、粗大ゴミに関しては、引越のハイシーズンになると受注が混み合い、希望日に回収に来てもらえるとは限りません。引越が決まったら、処分する品を見極めて、早めに処分手続きや作業を行うようにしましょう。

 

4.おわりに 特に女性の一人暮らしや気が弱い方へ

 

訪問見積りが必要なお引越をされる方は、見積りの際に、家族や友人などに同伴してもらい、自分1人だけで契約するのは避けましょう。可能であれば、「男性」または「気の強い人」にお願いするのが理想です。

 

「カスタマーコールに問い合わせた時にはソフトな感じだったのに、直接見積りに来たスタッフが強引だった」といったような場合には、思っていた内容と違っていても、断りきれずに契約してしまうこともあります。また、本当は確認したいことがあったのに、聞きづらくてそのままになってしまい、後で不都合が生じるということも考えられます。

 

自分1人でしか対応できないという場合には、質問したいこと、確認したいことをメモ書きしておき、自分の意思をはっきりと伝えるようにしましょう。また、数社に見積もりを依頼し、多少時間が重なるくらいに来てもらうのも一つの方法です。見積りスタッフは、それによって料金・サービスが比較されていることを知ることになると同時に、強引に契約を迫られることを回避することにもつながります。

 

 

 

 

引っ越し単身料金を比較

まず、インターネット上の引っ越し比較サイトで数社へ単身引っ越し見積もりを依頼し比較しました。

 

カンタンに複数の単身引っ越し価格が比較できるので、ラクに業者を決めることができました。

 

前回利用したクロネコヤマトの引っ越しプランもよかったのですが、一番安かったありさんマークの引越センターにきめました。

 

また、当日は予定時間より1時間以上早く来られたので、まだ寝ていてパッキングの完了はおろか、自分の準備すら終わってませんでした。

 

なんとか既に詰めてあるものから積んでもらったりして事なきを得ましたが…対応もやや横柄な印象であまりいい印象を受けませんでした。

 

それ以降は、大物家具は友人にあげるなどし、段ボール10個程度とスーツケースくらいの量まで断捨離して、自分でレンタカーを借りて引越をやっています。

 

まず単身だからといって物を増やさないのは鉄則だと思います。

 

私は大学や仕事の都合で頻繁に引越をせざるを得なかったこともあり、家具も何もかも全て必要最低限の生活にするようにしました。

 

同じ地域内ならいいのですが、やや遠方に引っ越しする場合は、家具は基本的に近所の友人にレンタカーでバンを借りて運ぶようにしたので人手もお金もかからずらくちんです。

 

本や服といった物も引越時に限らず、必要がなくなったら友人に譲る、アマゾン等で売る、捨てる等してどんどん所持品を減らしたお陰で、現在では段ボール10箱+スーツケース2つくらいの量で引っ越しできるようになりました。

 

単身者ならではの方法かも知れませんが、物を増やさないという基本は家族住まいでも活かせる技だと思います。